2023.06.05

小胸筋を柔らかくする!!

みなさん、こんにちは。
雨の日が多く、ジメジメとする日が多くなってきましたね。
体調は崩されたりされてないでしょうか?
今回は羽根田が担当いたします。

みなさんはご自身の姿勢をよく観察したことがありますか?
お仕事がデスクワークの方、スマホやパソコンを使う時間が多い方は背中が丸まり、肩が前に出てしまっている姿勢に悩んでいるのではないでしょうか。今回はそんな方の悩みを少し解消できるような情報をお届けします。

肩が前に出て背中が丸くなっている方は、小胸筋と呼ばれる筋肉が硬くなっていることが多いです。
小胸筋は、胸にある筋肉で大胸筋の下を走行しています。肋骨の前面から肩甲骨の烏口突起と呼ばれる部分に付き、肩甲骨を外側に開く(外転)、下肢の方へ動かす(下制)、肩甲骨を少しだけ回す(下方回旋)という働きがあります。
この筋肉が短縮(縮んだ)状態で硬くなってしまうと、肩が常に前にでている状態になってしまいます。
すると連動して徐々に背中が丸くなることで、背中や首の筋肉が常に伸ばされた状態になり、ハリやコリを強く感じるようになります。
このままの状態を放置しすぎると腕が上がりにくくなってしまい、電車の手すりを摑まる時のように長い時間腕を上げた状態のままでいると痺れてきてしまう(胸郭出口症候群)弊害も出てくることがあります。

但し、定期的に小胸筋を自分でほぐすことができれば、上記のような症状を防ぐことが出来ます!!
ご自宅にテニスボールや野球ボールがあると簡単に対処できます。
鎖骨の半分よりやや外側の位置に烏口突起と呼ばれる部分があります。
ですので鎖骨半分よりやや外側で骨に当たらない部分に、テニスボールなどを押し付け下さい!!
1ヶ所の部分だけ押しても効果が現れにくいため、円を描くようにゆっくりと動かすとより効果的です。
マッサージボールなどの振動刺激を加えられる機械をお持ちであれば、そちらを使うのも効果的です!!
(ペースメーカーを着用の方は、テニスボールや野球ボールで実施してください。)


猫背や姿勢を根本的に治すには日々のケアが欠かせません!!
1日5分でも続けていただけると効果を感じることが出来ると思いますので、ぜひお試しください!!

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