こんにちは。今回のブログを担当します、櫛田です!
いよいよ寒さも増して、冬本番という感じが出てきましたね。
さて、今回のブログでは経験の貴重さについてお話ししたいと思います。
私は、所属するチームでは主にリハビリテーションを担当しています。
様々な怪我に対してリハビリを行うのですが、いくら勉強しても、想像力があっても、選手の痛みを体感することはできません。
どのような動きをすると、どこが、どの程度痛むのか、それを理解するためには経験に勝るものは無いと思います。
なぜこのような話をするのかといいますと、、、
・・・やってしまいました。
足関節捻挫、、、
(写真は捻挫した数日後に内出血が出てきている様子です)
受傷機転はさておき、捻挫した瞬間は足首が取れたかと思うぐらいの衝撃でした。
職業柄、様々な事が頭によぎりました、、
恐る恐る脚を着けるか確認し、なんとか歩けそう、、、
その次に主要な靭帯や腱を触り、どのあたりが痛んでいそうか確認、、
もはや職業病です。
炎症期を過ぎ、痛みが落ち着いてくるとだんだん痛みのある動きが絞られてきます。
そこで感じたのがリハビリの重要性です。
足関節捻挫で損傷しやすいのは前距腓靭帯!
と学校では学びますが、その他にもたくさんの組織が関係しています。
適切な評価をして、損傷組織、程度に合わせてリハビリをしていく、、、
非常に難しい事です。
足関節捻挫のリハビリで重要なのは「腓骨筋:足関節外反」などと学生の頃からよく耳にしますが、改めて感じたのは、腓骨筋に痛みがあると、最大までカーフレイズ(背伸び)が出来ない、力強く地面を蹴って走れない、、
腓骨筋の外反(回内)作用もそうですが、体重を掛けた状態での底屈+内反(回外)の制動がとても重要ということ。
所々に専門用語を使ってしまいましたが、このように様々な事を考えながら日々業務に当たっています。
結論からいうと、「経験は成長に繋がる!」ということです!
皆様も怪我は放置せずにしっかりリハビリしましょう!
お困りの方は是非駒込治療院にもご相談下さい!
櫛田慎一