2025.02.17

花粉症の季節到来!ビタミンDが大事かもしれません

こんにちは!

今回のブログは鈴木皓太が担当いたします。

 

さて皆さん、そろそろ花粉症シーズン到来ですね。。

目がかゆい、鼻がムズムズする、くしゃみが止まらない…そんな辛い時期がやってきました。

 

でも、ちょっと待ってください!
もしかすると、「ビタミンD」が花粉症対策のカギになるかもしれません!!

 

今回は、アメリカで行われた大規模な研究の結果を紹介しつつ、「ビタミンDとアレルギーの関係」についてゆるく解説していきます!

 

 

ビタミンDとは

ビタミンDといえば、「骨を強くする」というイメージが強いかもしれません。

でも実は、免疫の働きにも大きく関わっています。

 

ビタミンDは、日光を浴びることで体内で作られます。

しかし、最近は「日焼け対策バッチリ!」な方が増えているので、意外と不足しがち。

特に冬場は、日照時間が短くなるので、ますますビタミンD不足になりやすいと言われています。

 

 

 

ビタミンD不足だとアレルギーになりやすい?

アメリカで行われた「NHANES 2005–2006」という全国調査では、子どもから大人までの血中ビタミンDレベルとアレルギー反応(IgE抗体)をチェックしました。

 

その結果…

📌 ビタミンDが不足している子どもたちは、花粉や食べ物のアレルギーを持つ確率が高かった!

 

特に、以下のアレルギーとの関係が強かったそうです。

ピーナッツアレルギー(ビタミンD不足だと2.39倍リスク上昇)
ブタクサ(花粉症の原因)(1.83倍リスク上昇)
オーク(樹木花粉)(4.75倍リスク上昇)

 

つまり、ビタミンDが不足していると、花粉症になりやすい可能性があるということです。

 

しかも、子どもや若い人ではっきりした関連が見られたそうですが、大人ではそこまで明確な関係はなかったとか。

「子どもの頃のビタミンD不足が、大人になっても影響するのでは?」とも考えられているみたいですね。。

実際に小児期のビタミンD不足は、アレルギー疾患の発症や重症化に関連するとほかの研究でも報告されています。(Peroni DG et al., 2023)

 

 

ビタミンDを意識して、花粉症を少しでもラクに!

もちろん、ビタミンDをとれば花粉症が完全になくなるわけではありません。

しかし、免疫を整えるサポートになる可能性は十分あるかなと思います!

 

ビタミンDは日光を浴びることで体内で合成が可能ですし、魚やキノコ類にも豊富に含まれています。

ぜひ花粉症に悩まれている方は、外を散歩して日光を浴びたり、魚やキノコ類を積極的に摂取してみてください!

 

 

鈴木皓太

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