寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回のブログは羽根田が担当いたします。
今回はももの内側の筋肉って、縁の下の力持ちみたいに陰で働く筋肉なんだよということを書きたいと思います。
一般的には内転筋群と呼ばれ骨盤と膝をつないでいる筋肉で、6つの筋肉を合わせた総称になっています。
サッカーのインサイドキックなどは内転筋を使う代表的な動きです。
実は内転筋は私たちの生活と深く結びつています。
内転筋は足が地面についている間はずっと働き続けている筋肉で、良い姿勢やバランスを保つのに欠かせない筋肉になります。
また、内転筋群は股関節の内転の他に、屈曲・伸展・膝の屈曲(薄筋)と様々な役割があり、とても重要な組織です。
さらに、内転筋は立位でまっすぐに立つのをアシストをする中殿筋と体幹をしたから支える骨盤底筋とも関係が深いため、弱くなってしまうと猫背などの姿勢不良やO脚に繋がります。
内転筋群は足前面の大腿四頭筋や後面のハムストリングスを構成する筋肉と隣接しているため、内転筋のほぐしやストレッチ、トレーニングを行うことで大腿四頭筋やハムストリングスの硬さの改善が出来るることに加え、腰痛の改善につながる場合もあります。
写真の様なトレーニング器具を使うことで、座ってテレビを見ながらトレーニングすることも可能です。
また、写真の様なトレーニングでは、内転筋に加えて骨盤底筋を鍛えることもできるため、尿漏れの防止や体幹の強化にもうってつけのトレーニング!
写真の様な器具が無くてもゴムボールを使ってトレーニングでも一定の効果を得られるので、難しく考えずに運動が始められると運動だと思います。
1回に高回数行うよりも、毎日行うことで効果が出るトレーニングになりますので、皆さんもぜひ試してみてください!
羽根田