新年を迎え、あっという間に2週間が経とうとしています。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今回のブログは、猪狩が担当致します!
来たる1月20日は「大寒」です。
一年の中でも最も寒い季節で、
全国各地で1年の最低気温が記録されることも多いと言われています。
温度が低く、雑菌が少ないことから
大寒の朝の水は腐らないといわれたそうです。
その寒さと水を活用して、凍み豆腐、寒天などの乾物や
酒、醤油、味噌などの発酵食品を仕込む季節でもあります。
これからやってくるであろう、その寒さに立ち向かうために
今回は生姜の効果や効能についてご紹介します。
生姜は、古くから薬味として使われ日本人にも馴染みがあります。
万能薬とも言われ、漢方薬およそ150種類のうち、約7割に生薬として
生姜が使われています。
◆生姜の何が体に良いのか?
辛味成分であるジンゲロールが末梢血管を拡張し、血流促進を促すとされています。
ジンゲロールは加熱したり乾燥させると、ショウガオールへ変化して、
持っている効果がさらに高まります。
生姜には、ほかにも食物繊維やビタミンC・B1・B2も含まれています。
◆生姜の主な効果・効能
①体を温め、発汗を促す(血流改善)。
②胃腸の機能を整える。
③殺菌作用
④抗アレルギー・抗炎症作用
◆おすすめの食べ方、取り入れ方
1日あたり10~20gほどが推奨されています。
効能の持続は3~4時間なので、こまめに摂取するのが望ましいです。
体の冷えが気になる時は、紅茶、温かいスープや煮込み料理に入れたりと
温めた状態で体内に取り入れることをおすすめします。
しかし、食べ過ぎると胃腸が過剰に働きすぎて
下痢や胃痛、胸焼けなどを引き起こす場合がありますので、
ご自身の体調と相談しながら取り入れるようにしてみてください。
生活の中に生姜を取り入れることで、厳しい寒さに打ち勝ち
有意義な冬を過ごしてみていかがでしょうか。
ぜひ生姜の温かみを感じてみてください。
猪狩 愛