2024.10.28

マルチスポーツのススメ

こんにちは!

今回ブログを担当する鈴木皓太です。

 

最近は急に気温が暖かくなったり寒くなったりと、かなり寒暖差があり、体調を崩す方が増えている印象です。

ぜひ皆様もご自愛ください。

 

さて、今回のブログの内容は「マルチスポーツと怪我の関係性」についてです!

マルチスポーツとは、一人が同時期に複数のスポーツを行うことを指します。

 

主に成人ではなく子供の話にはなってしまいますが、海外ではマルチスポーツという考え方は一般的であり、1つのスポーツに絞らず、様々なスポーツを経験する方が多いようです。

例えばアメリカでは、夏は野球、冬はアメリカフットボール等、シーズンに分けてプレーするスポーツを変えるということがかなり多いです。

 

マルチスポーツは様々な動きを経験することができ、結果的に運動能力が向上しやすいとも言われています。

また、人との関わりも増えるため、色々な意味で子供自身の幅を広げることにも繋がりそうです!

 

今回は運動能力ではなく、「怪我」に着目してみたいと思います。

 

実は、1つのスポーツに絞ってしまうと“怪我のリスクが上がる”ということが、研究で報告されています。

 

これは海外の研究でも、国内の研究でも同様の結果となっています。

怪我の種類としては、捻挫のような急性の怪我ではなく、繰り返しの使用による「オーバーユース」の怪我が増えるとされています。

 

例えば、1年中テニスをする子供と、年の半分はテニス、残りはサッカーというように分けた場合。

テニスの場合は上半身、サッカーの場合は下半身が主に使用する部位になるかと思います。

そのため、1つの部位に負担がかかることを防ぐことができます。

 

さらにマルチスポーツを実施している子供はそうでない子供と比べ、就寝時間が早く、睡眠時間も長いことが分かっています。

 

様々なスポーツを経験させる。

これは運動能力の観点からも、怪我予防の観点からも、さらに健康という観点からも有用かもしれません!!

※ただし、マルチスポーツであっても週のトレーニング時間があまりにも長くなりすぎてしまう場合は、逆に怪我のリスクが上がってしまう可能性があるため、注意が必要です!!

 

 

小さい頃から1つのスポーツに専念させた方がいいのでは…

と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、様々なスポーツ/動きを経験させ、他競技にも応用が利くスキルを身につける。

これが結果的に、本来専念したいスポーツのパフォーマンス向上にも怪我の予防にも繋がるのであれば、こんな良い話はないですね!

 

 

 

 

鈴木皓太

 

 

 

 

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