2024.07.15

水辺の安全を守るライフセーバー

こんにちは!
本日のブログを担当する鈴木辰哉です。

先日、オーストラリアのゴールドコーストにて開催されたレースに帯同してまいりました。
ゴールドコーストといえばやはりビーチです。白砂のロングビーチが南北に続いており、サーフィンなどのマリンスポーツが有名です。また、初冬のこの時期でも海水浴を楽しんでいる人たちがちらほらと見受けられました。

ゴールドコーストのビーチは波が高いことが特徴で「サーファーの聖地」と呼ばれている一方、海水浴には常に水難事故の危険が潜んでいます。
そんなビーチに必要不可欠なのが水難事故を未然に防ぐための監視やパトロール、事故発生時の救助活動を行うライフセーバーの存在です。現地のビーチでもライフセーバーの監視塔が一定の間隔で設置されていました。
ビーチには赤色と黄色のフラッグ(サインフラッグ)が2本立てられており、このフラッグに間が遊泳可能区域として定められています。そして、この遊泳可能区域はライフセーバーがその日の海のコンディションをもとに決めているそうです。
また、サインフラッグについての看板も視覚的に情報が伝わりやすいデザインで英語が読めない観光客にも理解しやすい印象を受けました。

私たちアスレティックトレーナーもスポーツ現場の安全を守る存在として活動しております。より質の高い活動をするためには、自身の知識や技術以外にも事故の確率を低くするためのシステム作りや環境整備の必要性を感じました。

梅雨も終盤に差し掛かり本格的な夏がやってまいります。
海や川など水辺でのレジャーを楽しむ際はその地域のルールを事前に確認してみましょう。
日本でもライフセーバーが海水浴場等で監視や救助活動をしてくださっています。また、WEBやSNSを通じて水難事故防止のための啓発活動をされていますので是非確認してみてください。
https://jla-lifesaving.or.jp/

鈴木辰哉

PAGE TOP