皆さん、こんにちは。
今回担当する古舘です。
今回は、スポーツの怪我へ対応する際のガイドブックをご紹介したいと思います。
ご紹介する資料は、『ラグビーの外傷・障害対応マニュアル』です。
こちらの資料は、(公財)日本ラグビーフットボール協会から発行されており、協会の認定する【セーフティーアシスタント】の養成講習会のテキストとしても使用されているものです。この資料では、ラグビーで起こりうる骨折や捻挫、打撲といった怪我から脳震盪や脊椎損傷などの様々な外傷や障害の対処法がまとめられており、応急処置の基本から救命措置、救急車の呼び出し方など、緊急時に必要なスキルや手順について学習することできます。怪我への対処法となると専門的な知識が必要な為とても難しい印象がありますが、こちらの資料では専門的な用語をあまり使わずに平易な言葉で包括的に説明がされているのが特徴です。
※ご興味のある方は、以下のサイトからダウンロード可能です。
また、このマニュアルの最後に参考資料として紹介されておりますが、ラグビー協会のHPでは救命救急時の対応方法について動画資料を閲覧できます。救命救急の講習会で習う内容が盛りだくさんとなっておりますので、ご興味のある方は救命救急や搬送方法などの学習、復習する際にご覧頂ければと思います(一番ご紹介したかったのはこの点かもしれません!)。
【安全対策関連動画】
以上、ラグビーの外傷、傷害に対応する入門書的な資料をご紹介しましたが、ラグビーに限らず選手をサポートするメディカルスタッフやこれからトレーナーを目指す方、高校生、大学生チームのマネージャーさん、保護者、指導者も含め、今回ご紹介した内容がスポーツに携わる全ての方に少しでもお役に立てば幸いです。
暑い日が続いておりますが、正しい知識を身につけ皆さん安全にスポーツをお楽しみください。
古舘