こんにちは!今回のブログは鈴木皓太が担当いたします。
最近気温の高い日が続き、冷房をつけて寝ている方も多いのではないでしょうか。
冷房で体調を崩す方も多いので、ぜひ皆様も冷房をつけて寝る際にはお気を付けください。
さて、今回のブログの内容は「最近のアイシング事情」です。
お聞きしたことがあるかもしれませんが、怪我をした後は“RICE処置”という処置が推奨されていました。
Rest:安静
Ice:冷却
Compression:圧迫
Elevation:挙上
の頭文字をとってRICE処置となります。
ただし、2019年頃から“PEACE&LOVE”という処置がいいのではないか?と言われるようになりました。
これは、
Protection:保護
Elevation:挙上
Avoid Anti-inflammatories:抗炎症薬を避ける
Compression:圧迫
Education;教育
の怪我した直後の処置と、
Load:適切な負荷
Optimism:楽観主義
Vascularisation:血流を増やす
Exercise:運動
の怪我して2,3日経ってからの処置に分けられています。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、この時から”Ice:冷却”が消えました。
要は最近の傾向として、アイシングは本当に必要なのか?と問われるようになってきているということです。
実際に近年の研究でも、アイシングをすることで筋組織の再生を遅らせる可能性が示唆されており、以前のような「とりあえず冷やしましょう!」という処置ではなくなってきているのかもしれません。。
ただし、アイシングが有効な場合もあるので、アイシングが絶対にダメだということではありません。
まだまだ研究段階でハッキリとした答えがないところではありますが、ぜひ頭の片隅でもいいので”アイシングをしない選択肢”を持っていただけるといいかなと思います!