みなさま、こんにちは。
今回のブログは相模が担当いたします。
寒さが本格的になり、暖房が手放せない季節になってきました。
この時期に特に注意していただきたいのが 「ヒートショック」 です。

【ヒートショックとは】
急激な温度差によって血圧が大きく変動し、身体に負担がかかる現象のことです。
暖かい部屋から寒い脱衣所へ移動したときや、冷えた浴室から熱い湯船に入る瞬間などに起こりやすくなります。
特に入浴中の事故は冬に増える傾向があり、年齢に関係なく注意が必要です。

【なぜ危険なのか】
急激な寒暖差によって以下のような危険が生じます。
・血圧が急上昇・急下降する
・めまい、失神を起こしやすい
・心筋梗塞・脳卒中などのリスクが高まる

体が冷えている冬は血管の反応も強く、ヒートショックが起こりやすい環境が揃っています。

【入浴時の予防ポイント！】
ヒートショックを防ぐために、次の点を意識しましょう。
1．脱衣所と浴室を温める
暖房器具や浴室暖房を使い、急な温度差を減らしましょう。

2．湯船の温度は41℃以下に
熱すぎるお湯は血圧の変動を招きます。ゆっくり温まれる適温がおすすめです。

3．急に肩まで浸からない
まずは足元からお湯をかけ、身体を慣らしてから入るようにしましょう。

4．長時間の入浴を避ける
長風呂は心臓への負担が大きくなります。10分程度を目安に。

5．入浴前後の水分補給
冬は意外と脱水になりやすいため、水分補給も忘れずに行いましょう。

6．湯船から急に立ち上がらない
立ちくらみや血圧の急激な変動を防ぐために、ゆっくり立ち上がることが大切です。

※めまい・ふらつきを感じたら
入浴中や入浴後にめまい、ふらつきを感じた場合は、無理に立ち上がらず、体勢を低くして気分が落ち着くまで安静にしてください。

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冬は冷えによる血管の反応が強くなり、入浴中の事故が増える季節です。
湯船に浸かることは健康にとても良い習慣ですが、同時に 「温度差」への対策 を忘れないようにしましょう！