こんにちは!
今回担当します大江です。
みなさん、9月に東京の国立競技場で開催された世界陸上はご覧になりましたか?
9月13日の開幕から21日の閉幕までの9日間、テレビでも連日放映され、多くの方が目にしたのではないかと思います。
閉幕してちょうど1ヵ月が経ちましたが、ぜひ皆さんにご紹介したく、題材といたしました。
世界陸上(World Athletics Championships)は2年に一度行われる陸上競技の世界大会で、オリンピックと並ぶ世界最高峰の舞台です。
日本では今回を含めて3回目の開催となりましたが、今大会は過去日本開催の中で最多となる61万9,288人が来場しました!
これは日本の陸上競技史上、最多の観客数だったそうです。
さらに、前回の2023年ブダペスト大会(ハンガリー)の来場者数40万4,088人(同じく9日間開催)を大きく上回り、大会史上でもトップクラスの観客動員となりました。
日本選手団の結果も素晴らしく、銅メダル2個を含む11の入賞(8位以内)を果たし、過去最多タイの成績となりました!
私は幸運にもお仕事として大会に関わらせていただき、実際に会場にも足を運びました。
国立競技場が満席になり、選手たちが割れんばかりの声援を受けながら競技する姿は、数年前までは想像もできなかった光景で、胸が熱くなりました。

↑最終日は突然の大雨で選手は大変そうでしたが、幻想的な光景でした…!
選手たちは口をそろえて、
「比喩ではなく、本当に歓声が後押ししてくれた」
「声というより、地鳴りのような圧を感じた」
と話していました。
「応援は力になる」とよく言いますが、気持ちの面だけでなく、物理的に本当に押されているのでは?と思うほどの声援を選手たちは受けていたのではないかと思います。
スタッフとして関わる身としても、いち陸上ファンとしても、その光景を目の当たりにできたことは筆舌に尽くしがたい喜びでした。
この場に立てた選手、立てなかった選手。
実力を発揮できた選手、悔いが残った選手。
会場で応援した人、テレビで声援を送った人。
今回選手団に関わったことで、目の前に見える競技の裏にはそれぞれの道のりや想いがあり、そのすべてがあの感動を形づくっているのだと改めて強く感じました。
「この選手はここがすごいんですよ!」
「この選手にはこんな歴史があるんですよ!」
…本当はたくさん紹介したいのですが、とても書ききれません。
ぜひ、みなさんご自身の目で観てみてください!
今年度の陸上競技は駅伝を残してほとんどオフシーズンに入りますが、
来年はアジア大会が名古屋・パロマ瑞穂スタジアムで開催されます!
チケットはすでに販売中です…!
「あ〜世界陸上、観に行けばよかったなぁ」
「陸上って観たことないけど、ちょっと面白そうかも…?」
「やっぱり現地観戦に限るよね!」
そんな方はぜひ!チケットを手に入れて応援に来てください!
みなさんの声援は、本当に選手の力になります!(※選手談)
少し宣伝めいてしまいましたが(笑)
今回の世界陸上は、私にとってかけがえのない経験であると同時に、トレーナーとして多くの課題にも気づかされた大会でした。
けれど、それは同時にまだまだ伸びしろがあるという証拠。
これからも「私にできること」を見つめ直し、選手たちと共に成長し、陸上競技そのものの価値をさらに高められるよう一歩一歩進んでいきたいと思います。
今後ともご声援のほど、よろしくお願いいたします!
大江志保