2025.08.25

お灸セルフケア

みなさま、こんにちは!
今回のブログは相模が担当いたします。

暑い日が続くこの時期、エアコンの効いた部屋で過ごす時間が長くなる方も多いと思います。
「体がだるい」「手足が冷える」「お腹の調子が悪い」
こんな症状はありませんか?
それは 「冷房病(クーラー病)」 かもしれません。

冷房病とは?

冷房病とは、長時間エアコンの効いた環境にいることで起こる体の不調のことです。
外気温との温度差や冷気によって体温調節がうまく働かず、自律神経のバランスが乱れることで様々な症状が出ます。

【よくみられる症状】

・体のだるさ
・手足の冷えやむくみ
・肩こりや頭痛
・胃腸の不調(下痢・便秘)
・眠りが浅い、疲れが取れない

お灸で冷房病対策!

お灸は皮膚を通して温める東洋医学のケア方法です。
温めるだけでなく「気・血の巡り」を整えることや、血流を良くして自律神経の乱れを整える効果も期待できます。

特に冷房病による「冷え」や「だるさ」にはおすすめです。

セルフケアにおすすめのツボをご紹介します

① 三陰交(さんいんこう)
場所:内くるぶしの上、指4本分ほど(すねの骨の後ろ側)
効果:冷え・むくみ・婦人科系の不調

② 足三里(あしさんり)
場所:膝のお皿の外側下から指4本分ほど(すねの外側)
効果:胃腸の調子を整え、体力回復にも◎

③ 関元(かんげん)
場所:おへそから指4本分下
効果:お腹の冷え・便秘・生理痛・エネルギー補充

お灸のやり方

初めての方には、ドラッグストアなどで買える 「火を使わないお灸」 が安心です。
ツボの上に貼ってそのまま温めるだけ!
お灸を貼ったまま外出できるので、手軽に温められます。

【注意点】

・熱くなりすぎたり、かゆみ・赤みが出たら外す
・顔には使用しない
・使い回しはしない

冷房病は「夏なのに冷えている」という隠れた不調です。
そのままにしておくと、夏バテや体調不良の原因になることもあります。

ぜひお灸をセルフケアに取り入れて、体の内側からじんわり温めて、快適に夏を乗り切りましょう!

相模倫良

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